任意の変数を定義・利用する(ユーザ変数)

概要

ユーザ変数は、ユーザが任意に定義できる変数です。特定の機能またはアクションで利用可能です。
ユーザ変数の定義はユーザ変数管理画面で行います。

ユーザ変数には大きく分けて固定値とインシデント関連情報からの条件抽出値の2つがあります。

  • 固定値を設定する

ユーザ変数の値を固定値で設定できます。
共通の値を複数アクションで利用することで、複数アクションそれぞれで値を指定する必要がなくなり、集中管理できるようになります。

  • インシデント関連情報からの条件抽出値を設定する

インシデント関連情報の一部を利用したい場合に、ユーザ変数で定義した条件をもとに抽出した内容を変数の値として利用できます。
対象情報はインシデント件名インシデント本文インシデントの適用フィルタの対応方針から選択できます。
通知メールの本文や電話の音声メッセージに利用することで、必要な情報のみを抜粋して伝えることができるようになります。

 

ユーザ変数が利用できる機能

!!利用上の注意!!

  • ユーザ変数の値が各アクションパラメータの指定フォーマットと異なる場合、アクションが正常に動作しない場合があります。
  • ユーザ変数管理画面の「プレビュー」で変数に設定される値を事前にご確認ください。

【画面】

  • インシデントメール送信
    • 本文
  • 定期インシデントチェック ※ユーザ変数区分が「固定値」のみ利用可能
    • 通知設定
      • 宛先(To)
      • 宛先(Cc)
      • 宛先(Bcc)
      • 件名
      • 本文

【アクションアイテム】

  • [通知]メール通知(差出人:AMFシステム管理者)
  • [通知]メール通知(差出人:受信アドレス)
  • [通知]メール通知(SMTP認証送信) ※有償アクション
    • 件名
    • 宛先(To)
    • 本文
    • 宛先(Cc)
    • 宛先(Bcc)
    • 返信先(Reply-To)
  • [通知]メール通知(キーワードまとめて通知)※有償アクション
    • 集計キーワード
  • [通知]電話発信
    • 音声メッセージ
    • 任意の通知先
  • [通知]Backlog通知(パラメータ,APIキー認証)
    • 件名<summary>
    • 説明<description>
    • 課題開始日(YYYY-MM-DD)<startDate>
    • 課題予定時間(時間)<estimatedHours>
    • カテゴリID<categoryId[]>
    • 課題発生バージョンID<versionId[]>
    • 課題マイルストーンID<milestoneId[]>
    • 課題登録通知ユーザーID<notifiedUserId[]>
  • [通知]Jira Software通知(JSON,APIトークン認証)
    • 課題起票用パラメータ
  • [通知]Jira Software通知(JSON,PAT認証)
    • 課題起票用パラメータ
  • [通知]Zendesk Support通知(パラメータ)
    • 件名<subject>
    • 説明<description>
    • グループID<group_id>
    • 担当者ID<assignee_id>
  • [通知]Zendesk Support通知(JSON)
    • チケット起票用パラメータ
  • [追加]インシデントタグ付け
    • タグ

 

定義方法

(1)ユーザ変数を登録する

①左メニューにある「ユーザ変数」をクリックすると、ユーザ変数一覧画面が表示されます。

②ユーザ変数一覧画面にて、”新規作成”ボタンを押下してユーザ変数を登録します。
 ユーザ変数で利用できる変数の種類については”ユーザ変数区分”をご参照ください。

※メニューに「ユーザ変数」が表示されていない場合、ユーザ変数の利用・管理権限がありませんので、管理者へご確認ください。

 

(2)登録した変数情報をプレビューする

①プレビューを行いたい変数をユーザ変数一覧画面でリストから選択し、ユーザ変数詳細画面を表示します。

※変数区分が”固定値”の場合はプレビューボタンは表示されません。

②”プレビュー”ボタンを押下して、ユーザ変数プレビュー画面を表示します。

③ユーザ変数プレビュー画面ではインシデントIDまたはフィルタIDを指定し、"プレビュー”ボタン押下で変数の値となる情報が”プレビュー結果”に表示されます。

 

ユーザ変数区分

区分の種類

区分の詳細説明

・固定値

固定文字列を変数として設定できます。
メールアドレス、社名やシグネチャなど変更の可能性がある固定メッセージにユーザ変数を利用すると、集中管理が行え便利です。
また、パスワード等のセキュアな情報を扱う場合は設定値を表示しない設定にする事が可能です。
この場合、登録後は二度と設定値がAMF上で表示されませんのでご注意ください。
表示しない設定から表示する設定に変更する場合は、設定値の再設定が必須となります。
 

利用例)メール通知先をユーザ変数で管理する

メール通知先にユーザ変数を利用することで、複数のアクションそれぞれ個別に宛先メールアドレスを管理する必要が無くなります。

※固定値に登録するメールアドレスも、通常入力時と同様にカンマ区切りで複数アドレスの指定ができます。

mceclip8.png

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・区切文字抽出(件名)

インシデントの件名を”区切り文字”で分割し、指定位置の値を変数として設定できます。
変数の定義については以下の通りです。

検索方向

区切り文字で分割した文字列の位置指定を「前から」行うのか「後ろから」行うのかを選択します。

区切り文字

件名の文字列を分割する区切り文字を指定します。
区切り文字1つにつき5文字まで指定でき、区切り文字は最大30個まで指定できます。
区切り文字の設定ルールは※区切り文字の指定についてをご確認ください。

指定位置

区切り文字で分割した文字列の位置を指定します。
指定した位置が存在しない場合、変数の値は空となります。

変数の値は以下の例のように設定されます。

mceclip4.png

読み上げ方法

電話発信アクションの音声メッセージでユーザ変数を利用する場合の読み上げ方法を選択します。

選択肢が「一文字ずつ」の場合は「半角スペース」、「一文字ずつ(低速)」の場合は「カンマ」が各文字間に挿入され手読み上げさせ文字数が大きくなりますので、音声メッセージの上限文字数である400文字に注意を払う必要があります。

電話発信アクションの音声メッセージ以外には影響を及ぼしません。

上へ

 

・区切文字抽出(対象行)

インシデントの本文またはフィルタ対応方針から、条件に一致した行を”区切り文字”で分割し、指定位置の値を変数として設定できます。
変数の定義については以下の通りです。

対象

参照元のデータを「インシデント本文」または「フィルタ対応方針」から選択します。

対象行条件

変数の値としたい行を特定する条件を入力します。
複数の行が条件に一致した場合は、一致した全ての行が対象となります。
正規表現が利用可能です。

検索方向

区切り文字で分割した文字列の位置指定を「前から」行うのか「後ろから」行うのかを選択します。

区切り文字

件名の文字列を分割する区切り文字を指定します。
区切り文字1つにつき5文字まで指定でき、区切り文字は最大30個まで指定できます。
区切り文字の設定ルールは※区切り文字の指定についてをご確認ください。

指定位置

区切り文字で分割した文字列の位置を指定します。
指定した位置が存在しない場合、変数の値は空となります。
※対象行条件で複数行が対象となった場合、改行は自動で区切り文字として扱われます。
 

変数の値は以下の例のように設定されます。

mceclip5.png

読み上げ方法

電話発信アクションの音声メッセージでユーザ変数を利用する場合の読み上げ方法を選択します。

選択肢が「一文字ずつ」の場合は「半角スペース」、「一文字ずつ(低速)」の場合は「カンマ」が各文字間に挿入され手読み上げさせ文字数が大きくなりますので、音声メッセージの上限文字数である400文字に注意を払う必要があります。

電話発信アクションの音声メッセージ以外には影響を及ぼしません。

上へ

 

・範囲抽出(文字列条件)

インシデント本文またはフィルタ対応方針から、条件に一致した範囲を変数として設定できます。
変数の定義については以下の通りです。

対象

参照元のデータを「インシデント本文」または「フィルタ対応方針」から選択します。

指定行

開始文字列/終了文字列の条件に一致した行を変数の値に含めるかどうかを選択します。

開始文字列

範囲を開始する条件を入力します。正規表現が利用可能です。

終了文字列

範囲を終了する条件を入力します。正規表現が利用可能です。

変数の定義パターンによる動作は以下の通りです。

バターン1)指定行が含む場合含まないの場合

開始文字列に入力がある場合で一致する行がない場合、変数の値はとなりま
終了文字列に入力がある場合で一致する行がない場合、最終行までとなります。

mceclip0.png

バターン2)対象範囲が複数ある場合

対象範囲が複数ある場合は、全ての範囲が対象となります。

mceclip1.png

バターン3)範囲内に開始文字列を含む場合

範囲は階層で取得することはできません。
範囲は最初の開始文字列一致行から最初の終了文字列一致行までとなります。

mceclip2.png

バターン4)開始文字列だけを指定した場合

開始文字列と一致行した行以降のすべての行が範囲となります。

mceclip3.png

バターン5)終了文字列だけを指定した場合

 先頭行から終了文字列と一致行までが対象となります。

mceclip4.png

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・範囲抽出(行番号)

インシデント本文またはフィルタ対応方針から、指定した行番号の範囲を変数として設定できます。
変数の定義については以下の通りです。

対象

参照元のデータを「インシデント本文」または「フィルタ対応方針」から選択します。

検索方向

行番号のカウントを「上から」行うのか「下から」行うのかを選択します。

開始行番号

範囲を開始する行番号を指定します。

終了行番号

範囲を終了する行番号を指定します。

変数の値は以下の例のように設定されます。

mceclip5.png

 ※「下から」を指定しても変数に設定される順番は先頭行から昇順になります。
 ※開始行番号だけを指定した場合は、開始行番号から最大行番号までが対象となります。
 ※終了行番号だけを指定した場合は、行番号1から終了行番号までが対象となります。
 ※終了行番号が存在しない行番号の場合は、開始行番号から最大行番号までが対象となります。
 ※開始行番号が存在しない行番号の場合は、変数の値はとなります。

上へ

 

・範囲抽出(指定行からn行)

インシデント本文またはフィルタ対応方針から、条件に一致した行から指定した行数の範囲を変数として設定できます。変数の定義については以下の通りです。

対象

参照元のデータを「インシデント本文」または「フィルタ対応方針」から選択します。

指定行条件

変数の値としたい行を特定する条件を入力します。正規表現が利用可能です。
複数の行が条件に一致した場合は、最初に一致した行が対象となります。
入力した条件の行が存在しない場合は、変数の値は空となります。

検索方向

指定行条件で一致した行から「下へ」行うのか「上へ」行うのかを選択します。

指定行

指定行の条件に一致した行を変数の値に含めるかどうかを選択します。

行数

指定行から取得する行数を入力します。

変数の値は以下の例のように設定されます。

mceclip6.png

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区切り文字の指定について

  • 区切り文字の指定は重複できません。
  • 区切り文字に指定された文字が、他の区切り文字に内包されている場合は登録できません。
    mceclip0.png
  •  
    • 区切り文字にスペースが含まれている場合、スペースも含めた文字列が区切文字となります。
      意図せずスペースが含まれない様にご注意ください。
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